古材にまつわるいくつかの問題点を解決するために作りました

日本に輸入されている多くの古材は、海外の古い建造物から取り出された木材をそのままリサイクルしているため、日本の建築様式に合う規格のものが見つからなかったり、もったいないけど大きい材料をリサイズして使ったりされているケースがほとんどではないでしょうか。

フリーボードSミックスはこのような問題を解消するために、海外の協力工場に依頼して開発した弊社のオリジナル商品です。ヒントにしたのは、日本でカウンターや階段材としてメジャーな、小さな木片を接着して作られたフリー板です。 古材で同じようなものを作ることができれば、自由に木取りができるため、用途は広がり、歩留を向上させることができるのではと考えたのです。

自由自在にアレンジできて、どこでカットしても表情は変わりません

フリーボードSミックスに使用している古材は、主にパレットとして利用されていたもので、樹種はパイン、ダグラスファー、ヘムロックなど数種類の針葉樹です。 もともとの材料は、厚 20×幅 100〜120 ×長 1000くらいの大きさですが、一枚ずつ厚み、幅、長さをトリミングして、厚 16×幅 450 or 600 ×長 2400のボード状に接合しています。

それぞれの材には、釘穴や機械油による汚れ、かすれたスタンプの跡が残っていて時間の経過を感じることができます。また、ラミナーの幅が揃っているフリー板とは異なり、ランダム幅で作られているので、古材に求められる程よいバラつき感もキープされています。 商業施設で採用していただいた施工例としては、そのまま壁面にはる、2枚合わせにして建具を制作する、家具や什器、造作材などいろいろです。古材の質感を活かすには無塗装のままが一番ですが、使用される場所によっては汚れ防止のために、オイルステインで塗装されることをおすすめします。

弊社にて長さカットや幅落としも対応させていただくことができます。お気軽にお問い合わせください！

フリーボードSミックス　>>>

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