【古材】コロナ禍にもめげずに新商品開発！

皆さん こんにちは！ウッドハート 川口です！
これまで、二か月に一度は海外協力工場に出向いて、検品したり、新商品開発のミーティングをしたりしていましたが、新型コロナウイルスの影響で今年の1月を最後に海外出張は全て取りやめ...こればっかりは世界的なことなので仕方ないですね。それでも、10年前と違って今ではSNSが発達していて海外のサプライヤーともすぐにやり取りができるので、出張しなくても意外と大丈夫かも...とも思えています。

今回ご紹介させていただくのは、開発中のデザインパーケットフローリングです。私は以前からこの商品に興味があるのですが、ほかの木質フローリングと比較すると価格が高くて気軽に在庫を持つわけにもいかず、製造工程が普通のモノと比較するとだいぶ増えるので納期も長くかかったり、発注数量に制約があったりして、お客様には積極的にご案内することができない商品です。

サンプル請求やお問い合わせはけっこうな件数をいただくので、ある程度のアイテム数と納期短縮、少量でも案件ごとの発注ができるようになれば、デザインパーケットフローリングのマーケットも広がるのでは...という仮説を立てているのですが、いかがでしょうか？

というわけで、今回試作で作ってもらった商品はこちらです。（サイズはすべて600mm角）

1. RE Sミックス複合 （古材針葉樹 いろいろ）

樹種は、古材パイン、米松、スプルースなどです。濃い色（SAMPLE.01）の方は、エイジングによって変化したそのままのもの。明るい色（SAMPLE.02）の方は、上記と同じ材にサンダーをかけたもの。随分印象が変わりますよね！？どちらも床材としてだけでなく、壁面にはっていただいてもアクセントになりそうです。

2.オーク複合

樹種は、定番のオークです。画像左（SAMPLE.03）は、表面にブラッシュ加工をして導管と目地に薄っすらホワイト色を残して立体感を出しています。画像右（SAMPLE.04）は、特殊な塗料で染色してグレーに仕上げたものに、1つ目と同じ加工をしたもの。

SAMPLE.05は、スモーク（燻煙）したオークで作ったものです。基材の色によって燻した後の濃淡が異なってくるので、張り方によって見た目に偏りが出てしまいました。これについてはもう少し改良が必要ですね。

デザインパターンは全て同じですが、使用する樹種と色や表面加工によってそれぞれに新しい個性が誕生しました。近々、パーケットフローリングのシリーズに追加する予定なのでご期待ください。

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