ウッドハートメールニュース|私たちのアクティビティーレポート
2020.12.01 配信号

商品開発や検品風景などなど、スナップと共にお届け
私たちのアクティビティーレポート

契約した内容と異なる商品が届いてしまった場合

皆さん、こんにちは!ウッドハート バンノ シゲホです。
私たちが古材の輸入を始めてかれこれ20年近くになりますが、最初の頃はこちらが古材の性質をよく理解できていなかったこともあり、入荷した商品が思っていたものと違ったりしてすったもんだすることがありました。
その後経験を重ねるにつれ、発注書に許容範囲のグレーディングを書き連ねたりして、海外協力工場との見解の相違を少なくするようにして今日にいたっています。 最近では商品入荷後に、これは困った!となるようなことはほぼなかったのですが、久しぶりにトラブル発生(汗)。

問題があったのはウイスキービーム(BM-1048WHN)、ケンタッキー州のバーボンウイスキー工場で80〜100年位前に使われていた柱材です。

建物を解体しながら材料を取り出すため、作業中に泥や埃などでけっこう汚れてしまいます。そのまま持ってこられても売り物にならないので、船積みする前に洗浄と乾燥をしてもらうように頼んだのですが、 何のメンテナンスもされないまま届いてしまったのです。


今回は泥汚れやホコリがついてしまっています。

ん〜このままでは出荷できない…よし洗うゾッ!

納期はすでに決まっていますが、このまま販売するわけにはいかないので高圧洗浄することに。出力を最大にして汚れや埃を洗い流していきます。サイズ 95×95×4800と長いので柱材を回転させるのも一苦労。水圧がとても強いので、指が水に触れたらキケンな感じです。


ノズルから高圧噴射される水で洗っていきます。

汚れも取れてみるみる綺麗に、気持ちいい〜!

作業開始から約6時間、ようやく40本の柱を洗い終えました。

ほとんどの汚れを落とすことができて、だいぶキレイになりました。

最後は仕上げの乾燥です。パレットの上に桟積みして2週間位日陰で干します。

乾燥終了後にもう一度検品して、お客様からOKが出れば晴れて某飲食店さまのファサードに採用していただけます。めでたしめでたしとなるか否か...ドキドキ。

古材とはいえ、できるだけ綺麗な状態でお届けしたいという気持ちで今日も皆さまからのご注文の商品を準備しています!皆さまからのお問い合わせ・ご注文お待ちしておりますっ!

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