ウッドハートメールニュース|フローリング・古材・輸入建材のお役立ち&お値打ち情報
2021.03.29配信号

特集 RE杉足場板フローリング

住宅案件に古材を使っていただくことが
増えてくると、お客様がお持ちのイメージから
新しい発想を得て商品開発に結びつくことがあります。
古材足場板フローリングもその一つです。

あったらいいなと思ったから作ってみました

当社古材商品の中で、唯一の国産材ということもあってか不動の人気を誇る杉足場板。工事現場で荒っぽく使われたことによって付いたキズや凹み、ペンキ跡とシルバーグレーに変化した色合いが魅力です。壁面をはじめとして、家具、什器、建具など用途は多岐に渡ります。

ある時、お客様から床材として使ってみたいという問合せをいただいたのですが、その頃は足場板そのものしかラインアップがなかったので、多少の段差は目をつぶっていただいて杉足場板フルサイズ プレーンをそのまま床に敷くご提案をしました。 しばらくすると35mmという厚みがもったいないし、一枚の板から2枚使えるようになった方が経済的という考えから、杉足場板ハーフサイズウォッシュドを考案。実際に板の上を歩いてみた感じもフルサイズと遜色なく踏み応えもあるし良かったのですが、やっぱり隙間が気になります。

あれやこれやと考えた結果、思いついたのが日本古来の木材加工技術のひとつでもある雇い実(ヤトイザネ)です。

施工のスピードと精度、張り上りが良くなりました

すでにご存じの方もみえると思いますが、雇い実とは板の幅方向をつなぐために、両側の木端に溝を作り、それに合わせて作った薄い板状の実を差し込んで接合する方法です。

実なしの足場板を床に張るには、化粧面に直接ビス留めするしか方法がありませんでしたが、雇い実加工を施したことでビスを見せずに仕上げることができるようになりました。

表面は古材本来の風合いを残すため、クリーニングはしていません。手で触ると滑らかでなかったり、割れや節が欠けていたりするので、基本的に土足用としてご提案していますが、中にはこのフローリングを気に入っていただき、スリッパ履きで暮らすから大丈夫とご自宅のリビングや寝室に採用されたお施主さまもいらっしゃいます。

これまでRE杉足場フローリングの他にも、木材業歴70年の経験を活かして、既存の商品からいくつもの新しいアイテムを創り出してきました。こんなものがあったら使ってみたいなというお客様からのアイディアも募集しています。お気軽にご連絡ください。

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長物商品のお届けに関するお知らせ

誠に恐縮ではございますが、昨年10月より長さ2200mm(梱包材含)を超える商品について、路線便でお届けすることができなくなり、チャーター便もしくは長物専用便でのご対応とさせていただいております。※ 床材の一部の商品は、保管倉庫の都合上、路線便で長物の配送が可能です。
お客様には、運賃・納期の面でご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承いただきますようお願い申し上げます。

長物はカットサービスがオススメ!
もし商品のご利用サイズが2200mm以下であれば、弊社で事前に長さをカットさせていただくことで路線便での出荷が可能となります。加工費は別途かかりますが、それを考慮してもトータルで安価になる場合がございます。お問い合わせフォームの備考欄などにご希望のカットサイズと枚数をご記入いただければ路線便でのお届けのお見積をご案内させていただきますので、ぜひご活用ください。

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