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2021.04.12配信号

特集 サーモパインサイディング

今週は外壁材のご提案として
高温の熱で特殊加工が施された
サーモパイン サイディングをご紹介します。
外観の印象を左右するサイディングに木の温もりを。

昔、日本で造られた建造物の外壁には木が使われていました

マツやスギ、ヒノキなどの木材と漆喰を組み合わせた外壁は、古くから日本の家屋に用いられてきました。昔の住宅は平屋造りが多く、軒先が深かったので、木製の外壁でも長い間使うことができたのだと思います。紫外線や風雨にさらされ、自然によって生み出されたグレーの色合いからは、枯れたものにしか出せない風情があります。

時代は進み、1970年頃にはセメントと木質系成分を混合して作られた窯業系サイディングが登場しました。それ以来、施工性の良さとデザインやカラーバリエーションの豊富さから、今では多くの住宅に採用されています。

木材を外部に使わなくなった理由は、反りや割れ、腐れといった問題にありますが、その原因は「水」との関係性にあります。今回ご案内させていただくサーモパインは特殊な処理を施すことによって、従来木材が持っている水分の吸排出機能を変化させています。

木製ファサードには、道行く人の足を止めるほどインパクトがある

サーモパインは、持続的な伐採が可能な北欧のレッドパインを210℃を超える高温で熱処理したものです。それによって木材内部の水分と結びつく物質が変形・減少し、湿度の変化が激しい屋外でも木材腐朽菌が繁殖するレベルとされている含水率が15%まで上がらないため、耐久性や寸法安定性が大幅に向上しています。

また、木製サイディングは建物のデザインに美しさやあたたかみを与えてくれるのはもちろん、窯業系サイディングと比較すると熱伝導率が高く断熱にも効果があります。万一、部分的に傷みが生じた場合は張り替えすることができるため、メンテナンスコストも抑えることも可能です。

通常の木材と比較すると雨水の影響を受けにくいサーモパインですが、紫外線によって退色するのは避けられません。施工した時のブラウンカラーを保つには、同系色の塗料を塗装することをおススメします。

まだ需要として多いとは言えない木製サイディングですが、素材感があって建物の顔としても相応しいエコロジーな商品です。外装材のオプションとして是非ご検討ください。

サーモパイン サイディング
STP-133 無塗装
19×133×3900mm  6枚(3.11m²)/ケース
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