ウッドハートメールニュース|私たちのアクティビティーレポート
2021.11.10配信号

特集 マホガニー ヘリンボーン/パネリング
 

今回はこれまでお届けしたメールニュースからピックアップ
希少材マホガニーのヘリンボーン・パネリングのご紹介です。

計画的な植林事業によって絶滅の危機からよみがえった希少木材

世界に数ある木材の中で最も知名度が高いとされているマホガニー。 マホガニーという名前は、中南米が原産のセンダン科マホガニー属の3種の木(マホガニー、オオバマホガニー、メキシカンマホガニー)の総称で、中米ホンジュラスの現地語で「黄金色」を意味します。

その歴史は古く、17世紀初頭のヨーロッパで家具材として重用されていたウォールナットが不足したため代替品として輸入されたことが始まりとされています。木目の美しさ、これまでにない色合い、加工性の良さから、マホガニーで作られた家具の人気が一気に高まり、乱獲によって数が激減してしまいました。これにより、中南米産のマホガニーを保護するために、輸出入に規制がかけられるようになったのです。

一部ではワシントン条約の附属書IIに登録され、板材や原木を輸出入するには盗品ではないという生産者の証明書類が必要とされています。 弊社が取り扱っているマホガニーは、オオバ・マホガニーの苗をインドネシア政府が産業活動の一環として育てた植林木を使用しています。

世界を魅了した逸品がインテリアを温かみと気品でつつみ込む

マホガニーといえばアンティーク家具として有名ですが、見た目の豪華さ、寸法安定性と耐久性の高さから、古くは高級車のハンドルやダッシュボード、ヨットにも使用されてきました。また、ギターのネックやボディ、スピーカーの側板といった音響に関する部材としても高いニーズを誇っています。

最初は淡い赤褐色をしていますが、時間の経過とともに光沢のある濃い赤褐色に変化していきます。光の反射によって見えるリボン杢と呼ばれる美しい縞模様が特徴です。

弊社でご提案させていただくのは、色の濃淡や葉節といったキャラクターを含んだ材料で作ったヘリンボーンとパネリングです。植林木のため風合いは天然木と多少異なりますが、血筋の良さを感じさせてくれます。やさしい黄金色の希少材「マホガニー」を空間に取り入れてみませんか。


FMG-420MS
マホガニー ヘリンボーンフローリング

PMH-90 マホガニーパネリング
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